駅前のコンビニにつくと、

あたしは手鏡を取り出して顔を確認した。

あたしの顔はスベスベで、

かるく頭を振ってみると髪の毛からは

ふわりとローズの香りがした。

半年前買ったハイヒールは足にフィットしているし、胸元は見えすぎず,でもって少し谷間が見えている。

こういう、本気を出したような格好に

佑は弱いのを、あたしは知っている。

パタン、と手鏡を閉じると同時に

佑がコンビニにやってきた。