下「俺みたいな下っ端に話しかけてくれたのは
恋架さんだけなんです
まだ、凌駕さん達が女に対して普通だった頃の
話なんですけどね。
その時に近づいてきた女は、下っ端に見向きもせず
偉そうにしてましたから」


下っ端君はさも懐かしんでいるように

そう言葉を紡いでいった

私の想像を越える何かがあったんだろうな

私はそれ以上、詮索するよーなことはせず

下っ端君も一緒に食べるように促した