恋「あっ寝ちゃったのか……………って海鈴
目が覚めてる?…………いや、気のせいか」

海「嘘じゃないよ………ただいま………恋架」

恋「夢………じゃない?本物…………?」

震えた声で尋ねる私に海鈴は穏やかな笑顔で
頷いてくれた

海「心配かけてごめん……………」

恋「生きててくれた………海鈴………それだけでいい」

長いこと眠ってた海鈴の声はカスカスだったけど
全部海鈴そのものだった

私は、ナースコールを押して看護師さんを呼んだ