しばらく、時間がたっただろうか

スーッと寒気は無くなっていき、いつの間にか
震えが止まっていた

ふと周りを見ると、黒龍たちはみんな
気を失っていた

恋「やっと片付いたな…………」

さっきとはまるで別人の恋架

穏やかな笑顔を浮かべて、空を仰いでいた

声をかけていいのか分からず、しばらく
沈黙が続いた

恋「あっ回復した?みんな」

その言葉に俺達は頷く