少し深呼吸をした後、私は後ろ手に持っていた1輪の赤色のチューリップを渡した。 そしたら先生は 『ありがとう』 なんて言って私に満面の笑みを見せた。 春の風が優しく吹いた。 先生の手の中で赤色のチューリップは風に揺れていた。