あなたが恋を教えてくれた




終わりだ…

あたしの目の前に来たのは飯島くんだった。

沙絢と交換してくれ、沙絢に会いたいよ〜


「話してただけだよね?」


「まぁ…」


逢坂くん、早く行って!
沙絢のとこ戻って!


「あたしさ、そろそろ行くね。」


そう言って立った瞬間、ガバっと飯島くんに抱きしめられた。

え?なに?これは聞いてない。