誰かにほっぺを叩かれてる、 気のせいかな、でもさっきから強くなってるような… 「ん、誰?」 目がぼやけて誰だかわからなかった 「お前が呼んだんだろ、ここに」 「うわあああああああ!ごめなさい!」 あたしの前の席に座っていたのはすでに部活が終わって暇そうにしている逢坂くんだった。 あたし寝てたんだ。 それも時計見たら19時になってる。 「待っててくれたの?」