ーーーー







「はっ....はっ....」






ついた。






繁華街を通り過ぎて、裏の裏の道へ入って細い路地を抜けると暗い色のドアがある。





私はそのドアについている金色のドアノブを回し、ドアをあける。








カランカラン....




客が来たと知らせるベルが鳴る。



「開いた.....不用心」




と思いながらドアが開いたことにほっとする。




しんと静まったそこにベルの音が鳴り響く。







私はドアを閉めると内側から鍵をかけた。






そしてそろりそろりと中へ入る。