バカだなぁと、私もそうめんをすすった。 すると葉月が口を開く。 「......誰か来る」 誰か? するとみんなは手を止め、この部屋は一気に緊張感に包まれた。 「夢彩、部屋入ってろ」 柊はそう言って私を総長室に入れた。 「へっ!ちょ、」 するとその直後、ガシャーンと大きな音がした。 私もその音にピタリと動きを止める。 みんなの足音が遠ざかる。 きっとみんなそっちに行ったんだ。 誰か来た。 ここに。 ドクン、と私に緊張感が走る。 ...........あいつら? もう、バレたの?