ご飯を食べていると、ガチャっとここのドアが開く音がした。
「お。夢彩。おはよ」
還だ。
「還っ!」
私はご飯を食べる手を止めて還に抱きついた。
「うおっ、元気だったか?
つっても昨日ぶりだっけ?」
還はそう言って私の頭を撫でる。
やっぱ還に撫でられるのが1番好き。
「みんな学校行ったのか。」
私は頷く。
「..........夢彩も行きたいか?」
還が私に聞く。
私は還から離れると、ご飯の続きを食べ始める。
「.......行かない」
そしてそうつぶやいてご飯を口いっぱいに食べた。
「..........そっか」
還は消えそうな声で言った。
..........学校。
私はもう高校生の歳か。
なんて他人事のように考えた。


