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「......」
目を覚ますと、窓からは月明かりが入ってきていた。
夜だ。
「.....」
ここどこだろう。
私は起き上がると辺りをきょろきょろ見回す。
「.....ん?」
すると自分の腰に重みがあった。
見ると....腕?
その腕をたどっていくと、柊の腕が私の腰に巻きついていた。
柊はすやすや眠っている。
「........なんで?」
私は静かにその腕を私から離すと、部屋から出た。
そして隣の私の部屋と言われた部屋に入る。
「.......へっくち」
くしゃみ出ちゃった。
私は自分の体を摩る。
寒いな。


