「夢彩、あの日見つけた時。 闇に埋もれてた」 柊がポツリと言う。 「......」 「そんな夢彩を見た時から俺は夢彩を救うつもりだったよ?」 柊....... 「夢彩、カラコンとって。 もういらないでしょ」 私は柊に言われカラコンをとる。 「綺麗な目だ」 柊はそう言って両手で私の顔を包んだ。 「俺はお前を救えたか?」 柊.......、そんな心配そうな顔しないで?