そう一通りいうと、柊はそのネックレスを私の手に握らせた。
「................つまり、これは夢彩の両親の形見だ。」
"形見".................
「................っ、」
生きていたとき、言われたことがある。
私が2人のネックレスが綺麗で羨ましくて欲しいと言った日。
『夢彩が大きくなったら、3人でお揃いのを買おうね。
これはままとぱぱのお揃い。
夢彩とはまた別のお揃いがあるわ』
ってお母さんは優しく笑うから。
私は『わかった』と言うしかなかったんだ。
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