私は全てを話し終えると、スープを飲み干した。 「................笹浦の言った通りでしょう?」 私が話す必要なかった。 「................いや、聞けてよかった」 海歩が言う。 「話してくれて、ありがとな」 利亜もそう言う。 「長かったね」 葉月のそういった言葉には、「よく頑張ったね」という意味が込められていたような気がする。 「................もう自由だ。 何からも追われない」 柊はそう言って微笑んだ。