あの部屋は暗くて、曜日感覚も、何時かも、私が生きている事さえも忘れる。 ご飯は1日1食。 残り物。 だから、還や海歩が作ってくれるご飯は大好き。 私のためにつくられた私のご飯だから。 ご飯を食べては笹浦が部屋に来る。 笹浦の気分が悪い日は暴力もたびたびあった。 私はただの道具。 笹浦のオモチャだ。