「................目が覚めたら、床、天井、壁....... 全てがコンクリートに囲まれた部屋にいた。 窓もなくて。 薄汚れたベッドしかない、部屋。 自分が何故ここにいるのかわからない。 ここがどこかもわからない。 私には、恐怖しかなかった。 暫くすると、笹浦が来た。 重い扉を開け、ニタリと笑うんだ。