私は来城の隣に戻る。
「なんで葉月ばっか.....」
「柊...俺たちになついてくれないんだよ」
相井と推川が還の次は藍島に言う。
「......こっちこい」
藍島はそんな私を見ると、1番大きい黒いソファにドカンと座る。
でもそのソファは明らかに1人用。
藍島で座るところがもうなくなっている。
「おい」
藍島が言う。
「.......座るとこないじゃん」
私が言うと藍島は自分の膝の上を叩く。
「.............絶対いや」
私はそう言って来城に近寄った。
「っち」
「柊嫌われてやんの!」
推川はそう言って下品な笑い声をあげた。
するとその隣で相井が「俺もさっき拒否られた」といじけている。


