それが20歳の時だ。
そんで23歳の時だっけ?
玲亜と会ったのは。」
玲亜さんはびくっと肩が上がる。
「玲亜と再会したのは驚いたよ。
けど、玲亜に会ったのは何かの縁かもしれないと思い組に誘ったらお前、
何もしらねぇくせにすんなりと了承したんだ。」
笹浦はそう言って下品な笑いをするとタバコの火を消し、新しいタバコに火をつけた。
「俺は.........」
玲亜さんが口を開く。
「俺は.........、お前に会えたのが嬉しかったんだよ..........................!!
中学上がって還と3人、仲良くなって、
折角仲良くなれたのに突然お前は学校に来なくなった。
俺らの気持ちがお前にわかるかよ!」
玲亜さんの声が響く。
「玲亜.........」
還が玲亜さんを気遣う。


