けどなぁ、飽きたんだよ。 ただ、バイトをして飯を食ってっていう生活に。 親父やお袋が目の前で死んだとき、確かに俺は泣いた。 悲しんだ。 けど、同じくらい興奮した。 その理由が知りたくて俺は夜の繁華街に行くようになった。 いつしか、あの日見た血飛沫を自分のこの手であげたいと思うようになり喧嘩をするようになった。」