「俺は20歳の時、組を立ち上げた」 そして笹浦がポツリとそう言った時、丁度部屋の扉がが開いた。 ギィ......... 「20歳で組を立ち上げるのは、こっちの世界では異例。 笹浦組。俺らの方にも話が回ってきた」 明穂、さん。 「まぁ、有名だったよな」 燐矢さん。 血だらけの2人が来た。 バタン、と再び扉が閉まる。 「明穂さんと燐矢さん........」 柊が言う。