そこには鉄製の頑丈な扉が1つ、あった。 「なんだここ」 利亜がそう言って扉に触る。 「.........ここには鍵がかかっている」 だから力任せには開けれない、と玲亜さんが言う。 「その鍵は?」 還が玲亜さんに聞く。 「内側からしか鍵が掛けられなくて、その鍵は智明しかしらない..........」 玲亜さんは気まづそうに言う。 「智明が持ってる可能性が高い、か.......」 還が言う。