「笹浦......智明は1番奥にいる。 こっちだ」 玲亜さんはそう言って私たちの先頭に立った。 私たちは玲亜さんについていく。 やっぱり進んでも進んでも人が倒れていて。 「う"ぅ.........」 「ひっ」 倒れている人の1人が呻き声をあげる。 「夢彩」 それをみて驚く私を柊は抱き寄せる。 「.........あと少しだ」 玲亜さんはそう言ってすぐの角を左に曲がると足を止めた。 「ここだ」