「はっはっはっ........」 タンタンタンとリズムよく走る。 「あ..................!」 あれっ! 「あぁ。無事だったみたいだな。 安心した」 還が言う。 奥の方に見知った後ろ姿が3人。 私が指を指すと還がホッとした顔を見せ、柊は口角をあげた。 「海歩、李亜、葉月っ」 3人の近くまで行き、名前を呼ぶ。 「夢彩!」 「夢彩!」 「夢彩ちゃん!」 3人の中に飛び込む。