「あ、ごめんね夢彩ちゃん。 安心して。夢彩ちゃんは鳴かせないよ」 サーっと自分から血の気が引くのがわかる。 「やめろよ海歩...... 夢彩ドン引きだぞ」 「もーみんなうるさーい。」 海歩はそう言って「コンビニ行ってくるー」と幹部室を出た。 「夢彩、海歩サイテーだろ」 利亜が言う。 サイテーというかなんというか。 コメント出来ない。 「夢彩いじめないでよ」 葉月がそう言って私を抱きしめて利亜から守るようにする。 「わかったよ、わりーわりー」 利亜はそう言って頭を掻いた。