乱舞 / 乱れ舞う







世の中不平等だね。




とか思いながら柊の髪を触っていると、柊に体を持ち上げられた。






「わっ」





「ここにいろ」






柊は私を膝の上に乗せた。









ドンッ








その時、利亜がゲーム機を投げて急に立ち上がった。






私はびっくりして柊にしがみつく。








「何っ」






「勝った!!」









「よかったねー」






喜んでる利亜を海歩は適当にあしらう。








「ふっ.......
やっぱり俺が最強だー!」







利亜って幸せだね。