「学校行かなくていいの?」
今日のおかずの肉じゃがを食べる。
「学校ね、」
「?」
「行かなーい」
「へ?」
海歩がそう言って口いっぱいご飯を詰める。
「大丈夫だよ、明穂さんには許可もらってる」
葉月まで。
「しばらくは学校行かないほうがいいかなって。
もちろん外出も」
利亜が言う。
「どうゆうこと?」
「だって、笹浦組。来るかもなんだろ?
だから外でないほうがいいだろ」
利亜がそう言って私をチラリと見る。
なるほど......
「ありがとう、ごめんねみんなまで休ませて」
「なーに今更。
俺らは学校休めてラッキー、みたいな?」
利亜はそう言って笑った。


