すると柊が戻ってきた。 「柊!」 利亜が騒ぐ。 .......うるさい。 柊は私を上からじっと見ると、私の頭をくしゃっと撫でて幹部室を出た。 「?」 「よかったね、夢彩。」 利亜はなんかほっとしてるし。 「さすがに夢彩ちゃんには怒鳴らないよねー」 海歩もそう言って利亜の顔に肘を置いた。 「おまっ、痛ぇんだよ!」 「邪魔なんだよ」 まだやってるし。