「セーフって言いたいところだけど.........」 うそーっ。 海歩がんばってくれたのに! 絶対セーフにする! 「お願いしますっ!セーフで!」 私はそう言って燐矢さんの目を見て手を合わせた。 「.........俺は神じゃねぇ....。 祈るな。 わかったよ、セーフなセーフ」 燐矢さんは面倒くさそうに言うと頭を掻いた。