とは言ったけど。 「またバイク?」 ブオォーンと目の前でエンジンをふかす柊に言う。 「あたりめーだろ。バイクで来たんだから」 ですよね、と泣きそうになった目元を抑えて柊に乗せてもらうと、朝と同様バイクが勢いよく走り始めた。 あぁ.........