乱舞 / 乱れ舞う





「てかそろそろ時間だ。
行くぞ」




燐矢さんは緩んでいたネクタイを締め、そう言った。



「はい」


..みんなちゃんと返事して。




.......先輩ってすごいんだなぁ。




「行ってらっしゃい!いつでも来ていいからね。夢彩」




そう言った明穂さんに手を振り、私もここを出た。