乱舞 / 乱れ舞う





「おー、この子か。

俺はお前の担任。

石島燐矢-Isijima Rinya-だ。よろしくな。」





燐矢さんはそう言って私に手を出した。





私はその手にちょこんと自分の手を重ねる。





「..........お願いします」




「燐矢さんはねー、明穂さんと同じで乱舞の先輩。

けどここの教員になったわけは」


「つまらんから俺が巻き込んだ」





利亜が説明してくれてると、明穂さんがそれに重ねるように言ってきた。