あれ?でも、この前会った時、田舎に行くなんて言ってたっけ?


それなら、家にはいないはず


「お前、帰ってきたのか?」


Maki「早く来て」


おいおい、無視かよ


とりあえず家へ急ごう


ザァアアアアア


雨がひどくなってきやがった






なんとか、たどり着いた


鍵なんてないから、インターホンを押す


でも.....




あぁ、くそっ


こんな時まで意地を張るなんて


家族の愛希が助けを求めてるっていうのに...


愛希「お兄ちゃん!」


「愛希!」


愛希「待ってて」



ガチャ



しばらくして玄関ドアが開いた


妹のためだ


俺は、一歩また一歩と進んで自分の家へと入った


小川大毅side end