金髪少女

そっと言いかけてくれた春翔くん


なんで、わかったの?


私は、思わず瞑っていた目をパッと開けた


お母さんたちのこと...


あいつの声........でも



「な、何も....ないよ」


そう言って無理やり笑顔を作って見せた


これ以上、心配させたくない


言えないよ、もう







ギュッ




「え...?」


春翔くんは私をそっと抱きしめてきた


「え、春翔く...?」


離れようとも何も言おうともしない春翔くん


「ね、...ねぇ「俺の前では無理すんな...」


春翔くんは悲しそうなか細い声で言った


「な、なんも..無理してないって、だから、はなし...」


ギュッ


「無理すんな」


そう言ってもう一度、抱きしめてくれた