解散と言われて私は帰ろうとした






グイッ


いきなりみぃなちゃんに服の裾を掴まれた


みぃな「ごめんね...


みぃな、ありさちゃんになんもしてやれない...


ぱぱとままの時だって、誠の時だって、ありさちゃんのおかげでちゃんと和解できたのに


みぃなは何もできない...


みぃな、ありさちゃんの役に立ちたいの」


正直驚いた


みぃなちゃんはいつも明るくて元気でいつも笑っていた


泣いた時だって見てるけど、今のみぃなちゃんの表情はどこか悔しそうだった





「大丈夫だよ






みぃなちゃんがそばにいてくれるだけで元気でるし、すごく心強い

なんもしてられないってしてるじゃない




私を笑顔にしてくれてるって」


そう言って笑うといつものみぃなちゃんがそこにいた