【完】最強な彼に愛されてⅡ




それは自分もびっくりするほどで

こんなに私も不安にさせるのも翔流だけ



「してねぇよ。

愛優はすぐ誰かにホイホイついて行っちまうから
マジで俺、不安で...だから働かせたくないんだよ」



少し拗ねたようにそういった翔流を見て

可愛いと思ってしまった。


たまに拗ねるところもほんとに可愛くて
ギャップがあって好きなんだよね~



「私はそんなに浮気魔じゃないもん!」


翔流も不安になったりするんだ...


それは素直に嬉しいかも。



「翔流も不安になったりするんだね」


「ったりめぇだろ。

俺、いつも愛優のことになると
余裕なんてなくなるんだよ」



そういって翔流は外にいるのにも関わらず
私を抱きしめた。


「ちょっ、か、かける!?」


街中だから、
もちろん周りの人はチラチラこちらを見てる。