そこには壁にもたれて 私を待ってる翔流がいた。 そんな姿にドキッとしてしまう。 いつ見てもほんとにかっこいい。 だからこそ、不安になるんだけどね。 翔流は私に気づくと、 ニコリと笑って私の方に歩いてくる。 そんな翔流に私の心臓はドキドキしまくり。 「愛優、大丈夫だったか?」 心配そうにそう尋ねた翔流 やっぱり心配してくれたんだ。 「大丈夫だったよ」 一瞬、志田さんのことが頭に浮かんだけど なんでもないよね... そう思い何も言わなかった。