【完】最強な彼に愛されてⅡ




「なに、旦那さん?」


「え、まぁ...はい」


「どこが好きなわけ?」


な、何この人...


「どこって言われても...

私を守ってくれるところとか...」



翔流は私を守ってくれる。

口だけじゃない。

それはも三年前のことで証明できる。



「...そんなの俺でもできる」


「え...?」


俺でもできる?

何ゆってるの...?

さっきまでの強気な志田さんは

どこかに行ってしまったように
弱々しい声でそういった。