「ありがとうございました。」
一応ちゃんと教えてくれたから
ペコリとお礼した。
「じゃあ、頑張ってー」
そういうと、どこかに行ってしまった。
昔から物覚えはよかった私は
意外とすんなりと仕事をこなせた。
やってみると、
楽しくて時間なんてあっという間に過ぎた。
「愛優ちゃん、休憩してきな~」
「咲良ちゃん!!...あ、店長!」
またやっちゃったよ~...
咲良ちゃんは店長なんだから
敬語で、店長呼びが普通なんだから~!!
「いつも通りでいいってば!」
「で、でもそんなの...」
「まぁ、とにかく休憩どうぞ!」
「ありがとうございます...」
そう言われたから
しぶしぶ、スタッフルームにもどった。



