【完】最強な彼に愛されてⅡ




離れなきゃいけない時もあるんだって...っ。



「わかったような事言わないでよ!!」


私は最低だ。

彼女にまで八つ当たりするなんてっ...



「何もわからない...けど

“人を愛する”ってことは
幸せばかりじゃないってことはわかる。

相手のため?そんなの知らないわよ
好きならとことんついて行きなさいよ!
その人のことほんとに好きなんでしょ?」


幸せばかりじゃない


好きならとことんついていく...?


そうだよ、私たちは

“相手のため”

とかいって、傷つくことから逃げてたんだ。



それなのに翔流たちは逃げることもしないで

私達と向き合ってくれてる。



「うぅ...好きだよ。大輝くん...」



彼女は優しく私を包み込んでくれた。

私は彼女の腕の中で泣いた。


「愛優...。俺、明日行ってくるから」


翔流は静かにそういった。


明日...もうそんなの手遅れ


大輝くんはもう入ってしまったのかな...?


あれから何の連絡もない。

ただの他人なのに...っ。


「翔流...本当にもうどうしようもないんだよ。
今更、もう遅いよ...」