離れなきゃいけない時もあるんだって...っ。
「わかったような事言わないでよ!!」
私は最低だ。
彼女にまで八つ当たりするなんてっ...
「何もわからない...けど
“人を愛する”ってことは
幸せばかりじゃないってことはわかる。
相手のため?そんなの知らないわよ
好きならとことんついて行きなさいよ!
その人のことほんとに好きなんでしょ?」
幸せばかりじゃない
好きならとことんついていく...?
そうだよ、私たちは
“相手のため”
とかいって、傷つくことから逃げてたんだ。
それなのに翔流たちは逃げることもしないで
私達と向き合ってくれてる。
「うぅ...好きだよ。大輝くん...」
彼女は優しく私を包み込んでくれた。
私は彼女の腕の中で泣いた。
「愛優...。俺、明日行ってくるから」
翔流は静かにそういった。
明日...もうそんなの手遅れ
大輝くんはもう入ってしまったのかな...?
あれから何の連絡もない。
ただの他人なのに...っ。
「翔流...本当にもうどうしようもないんだよ。
今更、もう遅いよ...」



