「...本当にすまなかった」
「ごめん、翔流...」
「そんなんで許すとでも?」
翔流はフッと鼻で笑った。
「翔流、いい加減にしなよ」
いくら傷ついたからってもう何年前の話?
それに...今は私がいるのに...っ。
「は?」
「だから、いつまでそうやって
子供みたいに根に持つつもり?
そりゃ、誰よりも傷ついたのは知ってる。
でも、今は私がいる。
私は翔流を一人にしない」
「ふっ...ハハハ」
いきなり笑い出す翔流に
私の頭の上にはハテナマークが浮ぶ。
「え...?」
私を含め、
二人も意味がわからないという顔をしている。



