【完】最強な彼に愛されてⅡ




「あの女って誰?」


ポケッとした顔でそういった翔流


「しらばくれないでよ!

私、見たんだからっ。
スーパーの近くで綺麗な人と歩いてところ!」


やっぱり、浮気相手だったの...?


「愛優、あの女とは何でもない。」


何でもない...?

何でもないのになんで二人で歩いてるの?

楽しそうに話してるの?


どんどん重い女になっていっちゃってる。



「何でもないって嘘つかないでっ...

二人が楽しそうに話してたのも見たもんっ...」


そういうと、翔流は黙り込んだ。

ほら、やっぱり何も言えないんじゃない。



「翔流が浮気しても
私は翔流のこと好きなの...っ
私の旦那さんは翔流だけなの...っ

翔流以外旦那さんにしたいと思わないの...っ。

やっと信じれた人なのにっ...」




ポロポロと出た本音


重い女だと思われてもいい


それぐらいもう翔流しか見えなくなってる


翔流しか...ほしくない。