【完】最強な彼に愛されてⅡ





「んっ...か...ける?」



「おはよう、愛優」


寝ていた愛優が眠そうに目をこすり、

俺を見つめる。


「おかえり...」


寝起きのせいか、
愛優はいつもみたいに元気がない。


「愛優?」


よく見ると、目も赤いし少し腫れてる。


「愛優、泣いた?」


そうしか考えられない。