「なにこれ...」
翔琉がそっと呟いた。
「ごめんね、
今日翔琉の誕生日だったから張り切っちゃって...バカだよね。」
ギューッと久しぶりに
あたたかいぬくもりに包まれた。
私、抱きしめられてる?
「...はぁ、なんでこんなに可愛いかな」
えぇ...?
可愛い...?
「こんなのされたらさ、期待するから」
「期待?」
何の期待?
「愛優は他の奴が好きなのにさ」
他の奴...!?
好き...!?
「何の話してるの?」
「俺、見たんだよな。
愛優があのバイトのやつと楽しそうに話してんの」
バイトの奴って志田くん...?
「翔琉。勘違いしてるよ?
志田くんとは確かに話してたけど
それは志田くんに告白されて...
私は翔琉が好きって断ったの...!!」
「私が好きなのは翔琉だけだよ...っ。」



