【完】最強な彼に愛されてⅡ




「...愛優、ごめんな...」


私の耳元で翔流は呟いた。


「なっんで翔流があっやまっるのよ...」


悪いのは全部私なのに...。


翔流は何もしてないのに。



「俺はお前を...守ってやれなかった」



泣きそうな翔流の声と

私を強く強く抱きしめる翔流に

私は自然と安心できるようになった。



「翔流は...いつも私を守ってくれてるよ

だって、今ここにいてくれてるじゃない」



私がピンチの時に、
いつもそばにいてくれる。


「でも...俺...」


消え入りそうな翔流の声


「翔流はいつでも私のヒーローだよ」


そういって、強く抱きしめかえした。