「や、やだぁ...怖いっ... 翔流...っ。助けてよぉ~...!!」 そう叫んでも翔流なんかくるはずない 今頃、必死に仕事してる最中だ。 「誰だ、翔流って...? あぁ、コイツ見りゃ指輪してんぞ」 私の薬指にはめてる キラキラ光る指輪を見ていった。 「ふっ、浮気しちゃう?」 さっきからニヤニヤ笑ってる男達。 か、翔流...っ。 お店の制服のボタンがどんどん外されていく... もうダメだ...っ。 そう思った時 ――バンッ 勢いよく扉が開いた。