【完】最強な彼に愛されてⅡ




は、恥ずかしい...はずなのに


“ずっとこうしてたい”


そう思っている自分もいる。


なのに、翔流は抱きしめる力を緩め

私の体から離れた。


離れてほしかったはずなのに
寂しいと思ってしまってる。


「ほら、行くぞ」


そういって手を差し出された。


私はその手と自分の手を重ねて


「翔流...大好き」


そっと呟くと、


「お前なぁ~...
そんなこと言われたら抑えられねぇだろ?」



そういうと、翔流は私の耳元で呟いた。



「なっ、何言ってんのよ…///」


きっと、私の顔は真っ赤だと思う。





“もっと俺のことしか
考えられねぇようにしてやる”