は、恥ずかしい...はずなのに
“ずっとこうしてたい”
そう思っている自分もいる。
なのに、翔流は抱きしめる力を緩め
私の体から離れた。
離れてほしかったはずなのに
寂しいと思ってしまってる。
「ほら、行くぞ」
そういって手を差し出された。
私はその手と自分の手を重ねて
「翔流...大好き」
そっと呟くと、
「お前なぁ~...
そんなこと言われたら抑えられねぇだろ?」
そういうと、翔流は私の耳元で呟いた。
「なっ、何言ってんのよ…///」
きっと、私の顔は真っ赤だと思う。
“もっと俺のことしか
考えられねぇようにしてやる”



