イケメン 一家に囲まれて


「ここのメイドをほとんどクビにしたの僕」

「はぁ…?」

「僕や、陽鉈、遼はイケメンだろう?」

「まぁ、そうですね」

自分で言ってるところがナルシストっぽいけど。

「女の子はもちろんアクセサリーの一つしか思わないんだよ…そうでも一人違った子がいたんだ」


誠哉さんは過去のことを丁寧に一つずつゆっくりと話し始めた。