その時、遼が遊見の手を振り払った。 「僕達の召使をたぶらかさないでよ」 「そうそう…君の会社潰すよ?」 「それはそれはご無礼を…」 遊見はすいませんと言い席につき去っていった。 こわ…かった。 手の震えはしばらく収まらなかった。 昼食は、美咲と中庭で食べた。 美咲は優しくしてくれて安心した。 でも、私は甘かった。 ただのバカたった。