何も言い出せずにいると、朔さんが、口を開いた。 「まぁ、充分悩みなよきっとこのプライドは君の闇に関わっているんだろうね」 彼は、「闇は暗いほど表に出さないんだよ、闇は自分の最も弱いところだから誰も見せたがりはしないさ」そう言って部屋を出ていった。 プライド… 「お前なんか…」 「ブスが調子のんじゃないわよ!」 嫌…嫌だ… なんにも考えたくない… プライド何てくだらないそんなものなくても生きていける… あんなプライドなんて…