満月の夜には

玄関には男物と思われる靴が2つ脱ぎ捨てられている


「ふっ……はやいなあ」



カナタはそれを見て苦笑いすると、



「やかましい奴等だけど、悪い奴じゃないから」

「へ?」



何の話?

でも、すぐにそんな私の疑問も解決された





バン

乱暴に開かれたドア



「おい!ジュン!お前に女なんてっ…」


突然現れた銀色の髪

そして、私はそれに見覚えがあった



「………ミズ、キ?」